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ロハスカフェARIAKE (武蔵野大学)

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Campus Cafeteria Collection [第2回]

bilanc31Campus Cafeteria Collection武蔵野大学


※2023年7月発行BILANC vol.31に掲載
構成:上島寿子 
撮影:加々美義人 
編集:プレジデント社

環境学と学生を「食」でつなぐ

ロハス(LOHAS)とは健康的で持続可能な社会を志向するライフスタイルのこと。これを店名にしたのが、武蔵野大学有明キャンパスにあるカフェレストランです。公園に隣接する店内は明るく開放的。一般の人も利用できるため、学生たちの横で近隣の親子連れなどがランチを取る和やかな光景が広がっています。
食事のメニューは日替わりを含め15種類。そのなかで一番人気は野菜たっぷりのタコライスです。ミートソースはもちろん、サルサソースやマヨネーズまで手づくりされ、「他にないおいしさ」と卒業生も食べにくるほど。店長の足立恵介さんによれば、野菜の多くは千葉県柏市の農家からの産直。大量に採れたり少し傷があったりする品を仕入れ、フードロス解消につなげているそうです。さらに、カフェの生ゴミをサステナビリティ学科の学生が堆肥にして野菜を育て、それを料理に使う循環型社会の取り組みも実践されています。
オープンしたのは有明キャンパスの開設と同じ2012(平成24)年。環境学に取り組む学生たちから「エコキャンパス」の実現に向けたさまざまな提案があり、カフェもその一つでした。メニューは進化し、「ロハス」への想いはしっかりと受け継がれています。

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ビネガーを効かせたヘルシーなタコライスと店長の足立恵介さん「学びにつながる学食にしたい!」

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