2025年 退職資金申請システム操作研修会
退職資金申請システム「t-マネージャ」は、前システムから更新して1年が経過しました。維持会員(加入学校法人)の事務担当者がオンラインで完結できる手続きを増やし、当財団から提供する帳票を拡充するなど、「より便利に」「より使いやすく」なっています。退職資金の交付申請で必要な領収書等のご提出についても、オンラインでご提出いただけますので、今後もオンラインでのお手続きをお願いいたします。
9月から11月にかけて、東京と京都の会場で計7回、各回10名を定員とした新任ご担当者(t-マネージャの責任者及び担当者)向けの操作研修会を行いました。
実際にパソコンを使用してt-マネージャ(研修用の環境)を操作して、基本的な教職員の登録や退職の手続き、俸給月額の登録、退職資金交付申請の手続きを体験していただき、当財団から提供する帳票類の確認方法、よくあるご質問についてもご案内しました。操作研修会に参加された方々からは、「実際にt-マネージャを操作しながら研修を受けることができたので良かった」「退職資金の交付申請の手続きが簡単であることがわかった」などのご意見を頂戴しました。出席者アンケートでは95%以上の参加者から「とても役立つ」「役立つ」の高評価をいただきました。
操作研修会で特に理解が深まったと感じる項目ベスト5
1.退職資金の交付申請手続き
2.標準俸給月額の変更手続き
3.退職資金計算額の試算機能
4.退職(掛金停止)の手続き
5.財団が提供する帳票の確認
※操作研修会「役立つと感じた項目」のアンケート結果より

東京(アルカディア市ヶ谷)で開催した操作研修会の様子
t-マネージャで便利になったところ
① ほぼすべての手続きがオンライン化したため、届出の際に押印や送付が必要なくなりました。※預金口座振替依頼書押印と送付が必要です
② オンライン入力(教職員の異動や退職資金の試算)の際に便利な教職員の検索機能を設け、入力画面の「教職員選択」ボタンから対象の教職員を選択でき、手続きの状況もトップ画面から見やすくなりました。
③ 領収書の送付が必要だった交付申請もオンラインで完結できます。90%以上の維持会員にオンラインで申請いただいています。添付書類のPDFファイルを作成する際、書類の向きを整えておくと、退職教職員と書類との紐づけや、責任者による添付書類の確認の際に便利です。
④ 退職資金計算額の試算機能に「承認済み新俸給月額の反映」を追加しました。11月11日から翌年2月10日までの、俸給月額の変更の手続き期間中は、ご提出いただいた変更の届け出(新俸給月額)をもとに試算することができます。
⑤ t-マネージャが日曜・祝日も利用可能になり、サービス提供時間を6時から22時までの16時間に拡大。この結果、t-マネージャは年末年始・システムメンテナンス日を除いた年間340日ご利用いただけるようになりました。
⑥ 3月末時点の教職員一覧表をPDFのほかExcel形式でも提供するなど、オンライン帳票が充実しました。※Excel データにはパスワードを付してご提供します

少人数で体験。職員が個別に操作をサポート
