南九州学園:学生のアイデアでコンビニ商品を企画・開発
維持会員通信Date: 2018.03.26
南九州大学管理栄養学科の学生が、朝食欠食率の改善に向けたプロジェクトに取り組みました。名付けて「朝モグでKarada Good!プロジェクト」。このプロジェクトでは、2つのことに取り組みました。1つ目は、家庭で捨てられるような野菜の茎や皮などを有効活用する「もったいない企画」、2つ目は、みやざきブランド推進本部とファミリーマートの連携による県の特産品を使った、手軽に食べられるコンビニメニューの企画・開発です。
プロジェクトチームではまず、学生を対象に「食生活に関するアンケート」を実施。その集計結果をもとにメニューを考案し、商品化に向けて試作を開始しました。2017(平成29)年8月には、県とファミリーマートの関係者と共に試食会を実施。その後も意見交換を重ね、最終的に「鶏と野菜の和風生姜スープカレー」「宮崎県産切干大根の炊き込みごはん」など4品を商品化しました。これらの商品は11月21日より約4カ月にわたって、宮崎県と鹿児島県のファミリーマート405店舗で販売されました。
同プロジェクトは、発売開始前に行われた健康と食のフェスタ2017(主催:みやざきの食と農を考える県民会議 )で「商材開発部門賞」「もったいない企画部門賞」を受賞。取り組み内容はテレビニュースで紹介されるなど、大きな反響がありました。
南九州大学・県・ファミリーマートとの合同会議の様子
発売開始日前には、南九州大学の学生が店頭に立って商品をPR
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発売された4種の商品と実際に陳列されたショーケース |