このイベントは、一般市民の皆さんを対象に、最新の医療について楽しく学び、健康意識を高めてもらうことを目的として、毎年8月に開催しています。
3回目を迎えた今年は、常設の「超音波ブース」と「IVR（血管内治療）ブース」で治療の紹介や医療機器を体験する企画を監修したほか、兵庫医科大学病院の勤務医師による手術のデモンストレーションなど、多彩なプログラムを実施。また、複数の運動測定や認知機能チェックテストを受けながら会場を回るラリーも、兵庫医療大学の監修により行いました。
さらに、日替わりで実施した皮膚科、小児科の医師による講演や、上部消化管外科の医師及び兵庫医療大学の教員による子ども向けワークショップも大好評で、どの企画も多数の参加がありました。
健康メッセは、子どもから大人まで全年齢層をターゲットとして開催し、会期中の総来場者数は1万2000名を超えましたが、夏休み中ということもあり、特に目立ったのが小学生以下の子どもたちの姿です。普段、滅多に見ることのできない医療機器を自分の手で実際に触れられるとあって、意欲的・積極的に体験に取り組む様子が多く見られたほか、本物の医師とのコミュニケーションを楽しんでいました。大人の方も、無料で行える健康チェックや運動測定に次々と挑戦し、ご自身の健康状態を見つめ直されているようでした。
今後も、一般市民のみなさんに健康意識を高めていただき、医学・医療を身近に感じていただけるよう、講演やイベントを大学・病院の内外で開催してまいります。