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金沢工業大学:ロボコン世界大会で優勝

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Date: 2013.12.03

法人名 金沢工業大学
大学名 金沢工業大学

金沢工業大学の夢考房ロボットプロジェクトは、2013(平成25)年8月18日にベトナム・ダナン市で開催されたロボコン世界大会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2013ベトナム・ダナン大会」で優勝しました。金沢工業大学の日本代表選出・ABUロボコン出場は日本の大学では最多の5回目。日本代表の優勝は2005(平成17)年に東京大学が優勝して以来、8年ぶり2度目という快挙です。
今年で12回目となったABUロボコンは2002(平成14)年の東京大会以来、アジア太平洋地域の各国で毎年開催されています。2013年の参加国は香港、インド、韓国、マレーシア、モンゴル、タイなど18カ国より19チーム。競技時間は3分間で、対戦形式。参加チームは手動ロボットと自動ロボットの2台のロボットを製作し、競技を行っています。
日本では、国内の代表選考会「NHK大学ロボコン」が2013年6月に行われ、46チームのエントリーの中から21チームが出場権を獲得。7つのブロックからなる予選リーグ、各ブロックの1位と7ブロックで最も好成績であった2位の8チームで決勝トーナメントが行われました。金沢工業大学は決勝戦で37秒という今大会最速タイムで東京大学を破り、優勝。日本代表として世界大会への出場権を獲得しました。ベトナムへ向かう前日には、安倍晋三内閣総理大臣を表敬訪問しました。安倍総理大臣から「皆さんは日本の未来なので、自信を持ち、日の丸を背負って頑張ってきてほしい」と激励の言葉をもらいました。
ベトナムでは、競技フィールドの状況が日本と大幅に異なり、予選敗退も覚悟するほどの苦戦を強いられました。しかし、メンバーはロボットの動きをビデオカメラで撮影してミリ単位でデータを集め、試合の合間の短い時間で、チーム一丸となって改良を重ねました。ロボットの破損など数々のトラブルに見舞われましたが、自らの力で解決し、念願のロボコン世界一の座をつかみ取りました。

□ 念願の初優勝を果たした金沢工業大学

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