東北学院:歴史を受け継ぎ、あたらしい歴史を創るために
維持会員通信Date: 2015.03.31
法人名 東北学院
大学名 東北学院大学
2014(平成26)年7月、東北学院大学が事業申請していた、文部科学省の平成26年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されました。採択事業名は『地域共生教育による持続的な「ひと」づくり「まち」づくり』です。
文部科学省によるこの事業は、自治体を中心に地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める「地域のための大学」として全学的な教育カリキュラム・教育組織の改革を行うというものです。同時に、地域の課題と 大学の資源の効果的なマッチングによる地域の課題解決、自治体を中心に地域社会と大学が協働して地域振興策の立案・実施まで視野に入れた取組を進めるというものです。
本学は、更なる地域志向・地域立脚の総合大学として「地域に根ざし、地域に奉仕し、地域のなかで信頼される」人材を育成・輩出することを目指します。
東北学院は、キリスト教伝道者養成を目的として、押川方義と、アメリカ人ドイツ改革派協会宣教師のウィリアム・E・ホーイが1886年に「仙台神学校」を設立。その後、第2代院長としてディビット・B・シュネーダーが加わり、1891(明治24)年には伝道教育に加え、普通高等教育を施すようになり、校名を「東北学院」と改称しました。キリスト教精神に基づく人間教育は、幼稚園、中学校・高等学校、大学・大学院までを擁する総合教育機関に発展した今日も、受け継がれています。
2016(平成28)年に創立130周年を迎える学校法人東北学院の卒業生は実に17万人を超え、同窓生のネットワークも全国各地と北米を合わせて85の支部があり、その絆を深めています。
現在進めている土樋キャンパス整備計画で建設する新校舎は、新たに登録有形文化財となった本館・礼拝堂・大学院棟の歴史的建造物群とのバランスも考え、新旧の建造物が融合するようなランドスケープを創出する計画です。
東北学院大学北キャンパス(仮称)パース