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常翔学園:学生チームが「IFEC2015」で世界第3位に

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Date: 2015.12.11

法人名 常翔学園
大学名 大阪工業大学 摂南大学 広島国際大学

工学部電気電子システム工学科大森英樹研究室の学生チームがIEEE* 主催の「IFEC(International Future Energy Challenge)2015」Final Competitionで第3位に入賞しました。これは、7月13日~15日(現地時間)に米国ミシガン州ミシガン大学ディアボーン校で行われた電気工学・電子工学技術を競う国際学生コンテストです。本学チームは日本の大学として初めて決勝に進出し、見事入賞を果たしました。
今大会のテーマ「電気自動車の高効率ワイヤレス充電装置」に対し、2014(平成26)年5月から9人でプロジェクト活動を開始。同年10月~12月の間に3次試作を行い、2015(平成27)年1月に中間レポートを提出。3月15日に米国ノースカロライナ州で行われた準決勝も通過し、世界7カ国9 大学によるFinal Competitionに進出しました。Final Competitionの参加メ ンバーは以下のとおりです。
福岡洋希君(大学院工学研究科電気電子工学専攻2年)、八島由樹君(同2年)、大原申也君(同1年)、北本拓也君(同1年)、金子佳市君(工学部電気電子システム工学科4年)、向山直希君(同4年)。
Final Competitionでは電気自動車に使うワイヤレス充電 装置の試作と論文を発表。世界最小最軽量の高周波インバータやその製作にかかるコスト面などが評価されました。プレゼンテーションを担当した大原君は「多岐にわたる内容を分かりやすく英語で説明しようと、当日の朝まで対策を練りました。 参加者に自分たちの取り組みが伝わって、これからの研究の自信になった」と話してくれました。
大森教授は「いくつかの企業からコンタクトがあった」と話し、今後この装置の実用化を目指す計画です。
*大会を主催するIEEEは、アメリカに本部を置く電気工学・電子工学技術の学会組織。IFECは、近未来のエネルギー利用に関わる装置と技術の開発を競う隔年開催のコンテストで、今回で7回目。

入賞盾を授与されたメンバーたち
入賞盾を授与されたメンバーたち
英語によるプレゼンテーション
英語によるプレゼンテーション
ワイヤレス充電装置試作審査
ワイヤレス充電装置試作審査

Final Competitionの結果とFinalistは以下のとおり。
■ IFEC2015 結果
1位(Grand Prize) National Taiwan University of Science and Technology(台湾)>
2位(Best Engineering Design) Kunming University(中国)
3位(Best Innovative Design) Osaka Institute of Technology(日本)
  University of Michigan-Dearborn(米国)※同率3位
■ Finalist 全9大学
・Cologne University of Applies Sciences(独)>
・Federal University of Mato Grosso do Sul(ブラジル)
・Kunming University(中国)
・National Taiwan University of Science and Technology(台湾)
Osaka Institute of Technology(日本)
・University of Michigan-Dearborn(米国)
・University of Texas at Dallas(米国)
・Ulsan National Institute of Science and Technology(韓国)
・Zhejiang University(中国)

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