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東北薬科大学:東北医科薬科大学として生まれ変わります

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維持会員通信

Date: 2016.03.25

法人名 東北薬科大学
大学名 東北薬科大学

本学は1939(昭和14)年に東北・北海道地区唯一の薬学教育機関である東北薬学専門学校として創立され、1949(昭和24)年に東北薬科大学として開学した宮城県仙台市に位置する大学です。
創立にあたり、創設者たちは地域社会に貢献できる薬剤師の養成を最大の目標としつつ、薬学の教育・研究を通じ、広く人類の健康と福祉に貢献することを願い、真理の探求に邁進するという高い志を掲げました。
2011(平成23)年3月の東日本大震災により甚大な被害を受けた東北地区では、医師不足による地域医療の崩壊が進み、医療過疎の地域が広がっているという現状から、2013(平成25)年12月には、復興庁・文部科学省・厚生労働省の3省庁の合意で、「東北地方に一カ所」という条件で医学部新設が認められました。本学は76年にわたる医療人養成の実績を持ち、また被災地に立地する大学として医学部新設に手を挙げ、2015(平成27)年8月に文部科学省から医学部新設が認可されました。
新設される医学部は、東日本大震災後の東北地方の復旧・復興に貢献するため、東北地方の医療を支え、東北地方に根付く医師の養成をミッションとしています。地方の過疎化、高齢化に伴う医療ニーズを理解し、疾病の予防から各種疾患の複合状態にも対応できる、幅広い臨床能力を持つ総合診療医を養成することで、復興と医療環境の発展に貢献することを目指します。さらに本学の特色である地域滞在型の地域医療教育や災害医療教育により、災害時に適切な対処ができる医師、地域に根付き貢献できる医師を養成します。
本学では、地域医療へ貢献したいという高い志を持った多くの方々に、医学部の門戸を開きたいという思いから、東北各県の自治体と連携した修学資金制度と大学独自のものも整備しています。新設医学部では、高度な専門的知識と、人々の健康を献身的に支え、地域医療に貢献しようとする意欲と使命感を持った医師の育成に全力で取り組んでまいります。

小松島キャンパス
現在、薬学部がある仙台市内の小松島キャンパス

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