国際大学:国際化ハブとしての国際大学
維持会員通信Date: 2016.03.25
法人名 国際大学
大学名 国際大学
国際大学(IUJ)は、1982(昭和57)年に新潟県南魚沼市に中山素平翁(元日本興業銀行頭取、現みずほ銀行)を初めとする財界の方々が中心となり開学した、日本初の英語のみで授業を行う大学院大学です。開学時に、国際関係学研究科(GSIR)を設置し、1988(昭和63)年に国際経営学研究科(GSIM)を設置しました。
GSIMは英エコノミスト誌で日本から唯一、世界TOP100のビジネススクールに、2002(平成14)年以降継続して選ばれております。その要因は、欧米一流校でPh.Dを取得した教員による質の高い教育・研究もさることながら、学生の質の高さにあります。IUJにはアジアを中心に、50カ国以上の国から留学生がきており、ほとんどが官公庁の官僚、優良企業の幹部候補です。IUJはアジアにおけるネットワーク構築には最適の場所です。そのため、国内企業の派遣生も近年では増加しています。GSIMの学生数も、African Business Education(ABE)Initiative for Youthの奨学金を受けたアフリカからの留学生の増加などにより、開学以来最大になりました。
しかし、IUJの地域社会への貢献は十分なものではなく、「地域に根ざした国際大学」を目指し2012(平成24)年にJay Rajasekera教授(現副学長)が南魚沼市と協力し、地域産業支援プログラム(通称アイクラブ) が発足しました。地域の国際化のために、地域の方々とIUJの学生を結び、特産品の輸出や海外からの観光客数の増加、外国人に優しい町づくりに取り組んでいます。
また、地方創生のための企業誘致活動も盛んで、IUJの卒業生が設立したAdam-i、新潟県、南魚沼市及びIUJの4者が連携し、ITパーク構想を推進しています。2016(平成28)年7月にインドあるいはスリランカのIT企業16社での開業を目指しています。2030年までに350社のIT企業誘致を目標としています。JETROとも新潟県への外国企業誘致の検討を進めています。IUJの持つネットワークを活かし、地域における国際化ハブとしての役割を果たしていきます。
学生及び地元食品業者等が参加した地元商工会主催の地域特産品の試食会の様子 |
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地域特産品の試食会の様子 地域特産品の試食会の様子 |
地域特産品の試食会の様子 ハラルフードに関する意見交換会。地元のスーパーマーケット、レストランが参加 |