大阪青山大学:「食」「教育」「看護」をあわせもつ"健康科学部"
維持会員通信Date: 2016.03.25
法人名 大阪青山学園
大学名 大阪青山大学、大阪青山大学短期大学部
大阪青山大学は2005(平成17)年に設置された新しい大学ですが、それまで短期大学(大阪青山短期大学、現在は大阪青山大学短期大学部)で培ってきた栄養士養成教育、保育者養成教育を継承そして発展させるとともに、新たに初等教育および看護の領域における人材養成にも取り組み始めた大学です。学部はあえて単一の「健康科学部」とし、その学科構成として「健康栄養学科」「子ども教育学科(健康こども学科から改称)」の二つに加え、2015年度には「看護学科」も同学部の三つ目の学科として設置。学生に確かな資格を携えさせて社会へ送り出す本学の教育推進の根底にある姿勢を、タグライン(ビジョン)"輝く未来へ繋がる教育"として内外に示し、これから生まれくる子どもたちをも含めた全ての人々の"健やかな未来"を見据えた教育と研究を推進しています。
2014(平成26)年度の管理栄養士国家試験受験者(新卒生)の合格率は100%。また、子ども教育学科の小学校教諭一種養成課程からの教員採用試験合格者も年ごとに増えています。今後はさらに看護職の養成を推進。今まで以上に健康科学の視点を持った人材を、食・保育・教育そして看護の分野に輩出していきます。
食の面で地域あるいは地元企業との連携による活動にも力を注ぎ、Jリーグ「ガンバ大阪」の選手の意見を反映させたガンバ大阪応援弁当や、川西市との連携による壱熟カレー(地元産のいちじくを使ったカレー)の開発等も行っています。子育て支援の面では「子育て支援室」の開設(乳幼児親子への保育の場および情報の提供を中心とする事業)や、箕面市立西小学校の土曜課外学習(サタデースクール)へのボランティア参画など、地域の保育・教育ニーズをとらえた活動にも力を注いでいます。
2015(平成27)年度に開設した看護学科では、1年次から基礎看護学実習を行うなど専門分野の実地学修を早期に開始する一方、「上方まなび学」や「伝統文化の世界」といった基礎教育科目を設置して(「伝統文化の世界」は必修)、本学園が設立時から長く推進してきた"日本文化への造詣を深める全人的教育"を具現化しています。本学が所有する貴重な古典籍と、それを収めている城郭建築スタイルの「大阪青山歴史文学博物館」 がその拠点となっています。
大阪青山歴史文学博物館 |
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基礎看護実習(看護学科) 幼稚園で食育(西洋料理の食べ方を体験)を実施 |
地域子育て支援室(子ども教育学科) |