駒沢女子大学では建学の精神である「行学一如」の具体化として、教室での学修とその結果を社会で具体的に実践できる教育活動を展開中です。
人文学部住空間デザイン学科では、女子学生ならではの発想で、賃貸住宅や学生寮を魅力的に生まれ変わらせる「コマジョリノベ」プロジェクトを2013(平成25)年に開始。昨年までに3つの企業と連携し、計 6件のリノベーション提案を実現しています。この内容を発展させ、2016(平成28)年には「コマジョクリエ」プロジェクトがスタート。賃貸住宅の新築プロセスに企画段階から加わり、施工課題の解決手段を提案 するというもので、2018年の竣工をめざしています。
また、人文学部メディア表現学科では今年度より「コマジョアドバ」プロジェクトが始まりました。企業の人材採用活動に、映像制作やメディア広報の分野で協力するというものです。
産学連携活動では、自らの提案が社会で実現していく過程を体験することで実践力・企画力を身につけられるほか、提携先企業とのやりとりを通じ、コミュニケーション能力を磨くこともできます。
駒沢女子大学は2018年度より人文学部が人間総合学群へと姿を変えますが、これまでに培った経験を活かし、引き続き社会への貢献活動を持続していきます。
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コマジョリノベ2016「学生寮キッチンルーム計画」のキッチンレイアウトを話し合う学生
コマジョリノベ2014「二人で暮らす部屋」企業関係者へのプレゼンテーションの様子 |