純美禮学園:学生が地域の子育てを支援するすみれがーでん
維持会員通信Date: 2017.07.25
滋賀短期大学は地域貢献と学内での実践的な学び環境整備という目的のもと、2002(平成14)年に乳幼児総合研究所(愛称:すみれがーでん)を設立しました。ここでは入園前の子育て中の保護者(主に母親)に「あそびと保護者交流の場」を提供しています。具体的には、教員による子育て講話や親子クッキングを開催しているほか、学生も絵本の読み聞かせや、保育補助といった親子活動支援に取り組んでいます。
保育者をめざす学生にとって、すみれがーでんほど理想的な環境はないかもしれません。保育の実践としては、1回生は「観察」、2回生は「遊びの企画と実践」を行っています。すみれがーでんは学生にとって「子どもを知る場」であり、子どもたちにとっては「いろいろな人と出会う場」なのです。
また、子育て中の母親にとっては憩いの場でもあります。入園前の育児は母親にとって負担が大きいものですが、同じ悩みを抱える人と交流することでリフレッシュできますし、活動を通じて親子の遊び方や、子育ての手がかりとなる知恵に触れることができます。
今後さらに滋賀短期大学を基点として、地域のネットワークづくりにも貢献できるよう、活動を継続していきます。
学生が考案した身近な物を使った感触遊び