未来のFitness「WalkCare」が万博で大盛況!(森ノ宮医療大学)
維持会員通信Date: 2025.12.12

大阪・関西万博での「WalkCare」のデモンストレーションの様子
2025年8月20日、大阪・関西万博の大 阪ヘルスケアパビリオン「リボーンステージ」にて、森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所の工藤慎太郎所長が株式会社フォーカスシステムズおよびTOPPAN株式会社と共同開発した「WalkCare」を特別出展しました。
「WalkCare」は、ふくらはぎにセンサーを装着し歩くだけで、自身の歩行能力が数値化され、AIアバターとともに運動できる“未来のFitnessジム”です。
当日は天候にも恵まれ、「WalkCare」の概要説明、デモンストレーション、フリー体験会、研究内容の展示を通じて、延べ800~900人もの来場者を集めました。
特に夕方以降の「WalkCareフリー体験」は希望者が途切れることなく、想定を上回る大盛況。シンプルな操作で結果が得られる手軽さと、最先端技術によるフィードバックが、若者からご年配の方まで多様な世代から高く評価されました。
また、本学の学生も運営スタッフとして多数参加し、測定サポートや研究内容の紹介を担当。学生たちは、専門的な知識を活かしながら積極的に来場者とコミュニケーションを図りました。さらに、研究内容の展示ブースでは「股関節を守る!センサーを用いた最新のリハビリテーション」や「Stop膝痛!あなたの半月板は大丈夫?」などをテーマに、運動器に関する研究成果を紹介。学生が来場者に研究内容を丁寧に解説することで、研究成果の社会発信と教育的実践を同時に実現し、学生にとっても、今後のモチベーション向上につながる貴重な経験となりました。
![]() |
![]() |
|
当日は学生が進行を担当し、歩行年齢の測定からAI アバターとの運動まで、会場を盛り上げてくれました。
|
|
工藤所長は、この研究を「誰でも、どこでも、簡便に測れるようにすること」という強い信念を持って進めてきたと述べ、今後も「人生の最期まで歩ける未来」を見据えた研究を継続していくとのことです。
本学は、西日本最大級の医療系総合大学として、今後も多職種連携チーム医療教育を実践していきます。
![]() |
![]() |
|
森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所の工藤慎太郎所長による説明の様子
|
|




