広報活動

企業と連携し、トマトの食品ロス削減に貢献(共立女子大学)

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維持会員通信

Date: 2025.08.20

法人名 共立女子学園
大学名 共立女子大学

「フラガールトマトジュース」を試飲する様子
初日のオリエンテーションで「フラガールトマトジュース」を試飲する様子

共立女子大学では、カゴメ株式会社と ともに、規格外品トマトでつくられた「フ ラガールトマトジュース」の浸透戦略プロ ジェクトを実施しました。 本件は共立女子大学・共立女子短期大 学とカゴメ株式会社が連携協定を締結し、 2024年より開始した「もっと知ってもっと 削減、トマトの有効活用プロジェクト」に 基づいています。ビジネス学部教授の野沢 誠治ゼミに所属する学生が、カゴメの事業 をテーマに食品ロス削減につながる取り 組みを考えるというもので、昨年のテーマ はカゴメグループのいわき小名浜菜園で 発生する規格外品トマトの有効活用。「ト マトをパウダーに加工して販売する」など 学生ならではの柔軟な発想で、カゴメ関係 者に提案を行いました。 今年のテーマは、昨年同様の規格外トマ トで作られた「フラガールトマトジュース」 の浸透戦略。マーケティングのターゲット は女子大生です。同世代の女性には一体 どんなアプローチが響くのか―。野沢ゼ ミに所属する4年生12人が、教授の指導 のもとで検討を進めました。 プロジェクト初日である4月16日のオ リエンテーションでは、いわき小名浜菜園 の担当者から「フラガールトマトジュース」 の概要や課題について説明を受けました。 学生からは「4年生として、これまでやって きたことを実践で生かし、学びの集大成としたい」という意欲的な発言も。最終発表 は7月15日に行われました。 野沢ゼミは、マーケティングやデータ 分析を専門とし、リーダーシップ力を活か して企業や社会の課題解決に取り組むゼ ミです。ビジネスコンテストや地域・企業 連携プロジェクトを通じ、専門能力を持ち ながらチームで協働し結果を出す人材の 育成を目指しています。本プロジェクトも、 学生が実践的な学びを得る貴重な機会で あり、食品ロス削減という社会貢献にも繋 がっていくものです。 また学内では他にもさまざまな産学連 携プロジェクトが進行しています。例えば 建築・デザイン学部では、伊藤忠グループの総合資産運用会社である伊藤忠リート・ マネジメント株式会社と連携し、リノベー ションデザインをテーマとしたプロジェク トを実施。学生たちが実際の物件を対象に リノベーションデザインを考案しました。 共立女子大学は「女性の自立と自活」と いう建学の精神のもと、130年以上にわた り女性の社会進出を支援してきました。現 在は教育指針を「リーダーシップの共立®」 と掲げ、リーダーシップ教育を推進してい ます。学生は所属する学部・学科の専門分 野を主専攻として学びながら、すべての教 育活動を通してリーダーシップを養い、社 会の様々な分野で活躍できる自立した人 材の育成を目指しています。

フラガールトマトジュース
いわき小名浜菜園の担当者による講義の様子
カゴメ株式会社の「フラガールトマトジュース」といわき小名浜菜園の担当者による講義の様子。

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