広報活動

大学食堂(ICU 国際基督教大学)

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学食・博物館特集

Date: 2025.03.21

Campus Cafeteria Collection [第9回]
 

bilanc36Campus Cafeteria Collection ICU

※2025年3月発行BILANC vol.36に掲載
構成:プレジデント社 
撮影:野瀬勝一 
編集:プレジデント社

多様性を“食”で育む空間

緑あふれるキャンパスの中で、ひときわ目を引くガラス張りの建物。学生たちの憩いの場、大学食堂です。学生キッチン、略して“ガッキ”と呼ばれ親しまれるこの食堂は、食という世界共通言語で、一人ひとりの可能性を広げる場所でありたいというコンセプトの下、運営されています。
定食や丼ものだけではなく、ベジタリアンプレート、エスニック料理などの幅広いラインアップは、約50カ国もの国籍の学生が通う国際基督教大学ならでは。さまざまなニーズを満たせるように考案されています。さらにユニークなのは、「駆除後に廃棄される鳥獣肉を活用した“ジビエ肉”を取り入れられないか」「テイクアウト容器をリサイクル可能なものに変えられないか」など、学生からの提案が運営に活かされること。実際に提供された「ジビエ(鹿肉)カレー」は大好評で、あっという間に売り切れてしまったそうです。学食スタッフと意見を交わしながらアイデアを実現させていくことが、学生のアントレプレナーシップを育むことにつながっているという職員の声も聞かれます。
多様な個性を受け入れて可能性を拓く、国際基督教大学のカルチャーを映し出すこの空間で、これからもたくさんのアイデアが形になることでしょう。

bilanc36Campus Cafeteria Collection ICU
bilanc36Campus Cafeteria Collection ICU
ICUマスコット「はちろう」
ボリュームたっぷりの人気メニュー、コロッケカレー

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