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東京電機大学:「学びたい!」その思いを支援するはたらく学生入試

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維持会員通信

Date: 2024.03.18

法人名 東京電機大学
大学名 東京電機大学

東京電機大学には、学生職員として働きながら工学部第二部で学ぶことのできる「はたらく学生入試」があります。この制度は、大学で学びたいという強い思いがあるにもかかわらず、経済的な事情等で断念せざるを得ない方をサポートするもので、2018年度にスタートしました。本学には以前から、学生として学びながら職員としても働ける仕組みがありました。しかし採用が入学後に行われるため、経済的な事情で学びを断念していた方の後押しにはなっていませんでした。「はたらく学生入試」制度では、合格と同時に学生職員としての採用が約束されるため、このような方を後押しできると考えています。本入試で入学した学生を含め50名を超える学生が、大学で働きながら卒業を目指し、勉強を続けています。
学生職員の仕事内容は、実験室・実習室での業務、大学内の事務サポートや地域連携に至るまで、多岐にわたっています。昼間は大学で働きながら夜は大学で学ぶ工学部第二部の学生や、昼間は工学部で学びながら夜は工学部第二部の実験室で働く学生など、その働き方もさまざま。事前に学生職員の業務内容についてわかりやすくお知らせするとともに、配属先との丁寧なマッチングを行い、4年間安心して学生生活を送ることができるよう心がけています。実際に、はたらく学生から伺ったお話をご紹介します。
「学生職員になって良かったことは、働きながら身に付けた知識が、学業でも活かせることです。仕事で必要なシステムを開発したり、実験機器を修理したりしているうちに、プログラミングや電子工作の技術も身に付きました」(工学部 情報通信工学科 3年生)
「将来ものづくりに携わりたいという思いから、東京エリアで工学部の大学を探していました。しかし経済的に厳しい現実があり、条件に合うところはないかと調べて知った、はたらく学生入試に挑戦しました。働きながら学ぶことは大変だというイメージを持っている方もいると思います。体調管理や時間の使い方を工夫しながら、慣れてきた今は、とても充実した生活が送れています」(工学部第二部 機械工学科4年生)
「はたらく学生入試」は、文部科学省から大学入学者選抜における好事例として取り上げられるなど、高い評価を受けています。本学ではこれからも、学生の「学びたい」という思いを尊重したサポートを推進してまいります。

夜の東京千住キャンパス。
夜の東京千住キャンパス
「はたらく学生入試」で工学部第二部へ入学した普久原勝既さん。
「はたらく学生入試」で工学部第二部へ入学した普久原さん

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