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神戸女学院:2学部の 新設を記念し イベント開催

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維持会員通信

Date: 2023.12.08

法人名 神戸女学院
大学名 神戸女学院大学

国際学部開設記念イベントで行われたトークセッション
国際学部開設記念イベントで行われたトークセッション

神戸女学院大学では2024年に国際学部と心理学部を新たに設けます。それを記念したイベントを開催しました。

国際学部開設記念イベントとして行われたのが、映画『メイド・イン・バングラデシュ』上映&監督トークセッション。2023年7月に開催しました。
この映画は、世界の大手アパレルメーカーの工場が集中するバングラデシュで、過酷な労働環境と低賃金に立ち向かう一人の女性が主人公。2019年の作品で、日本では翌年の大阪アジアン映画祭にて上映されました。日本語字幕を担当したのが、本学の教員や学生です。そうした縁から、今回、ルバイヤット・ホセイン監督を招待してのトークセッションが実現しました(当初ホセイン監督は来日予定でしたが、都合によりオンラインに変更しました)。
では、まず、日本語字幕制作プロジェクト担当教員の南出和余准教授(バングラデシュをフィールドとして研究)とSusanJones准教授(翻訳について研究)が、日本語字幕制作の背景と意義、プロセスについて説明。その後、『メイド・イン・バングラデシュ』本編を上映しました。後半は日本語字幕制作に携わった当時の学生2名も登壇し、ホセイン監督とオンラインでつないでトークを実施。来場者からは多くの質問が寄せられ、映画の影響力や、ジェンダーギャップをはじめとするバングラデシュの現状について、監督が解説しました。
なお、本映画の字幕制作を含む「日本語字幕制作プロジェクト」は、文学部英文学科が4年前から取り組んでいるもので、今後は国際学部に引き継がれます。

心理学部の開設記念イベントは8月に開催。主な対象者は、進学を志望する高校生やその保護者です。イベントではまず、心理学部の前身となる現・人間科学部 心理・行動科学科の石谷真一学科長が、心理学部の魅力を説明しました。
それに引き続き第1部では、心理・行動科学科の在学生3名が、本学科に進学したきっかけとともに、行動科学分野や臨床心理学分野、福祉領域などで学んだことを、自身の体験を通して発表。第2部では同学科の卒業生3名が、本学での学びがどのように現在のキャリアに活かされているのかなどを披露しました。
イベントの最後には、2023年度に新設された心理系キャリアサポートルームの職員が登壇し、活動内容を発表しました。イベントに参加した高校生には、2024年度の学部開設を記念して作成した、心理学部をイメージしたアクリルスタンドをプレゼント。参加者からは、「在学生や卒業生の声を聞くことができて良かった」といった感想が寄せられました。

国際学部開設記念イベントの様子  心理学部開設記念イベントで在学生が魅力をプレゼンする様子
国際学部開設記念イベントの様子と心理学部開設記念イベントで在学生が魅力をプレゼンする様子

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