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菊武学園:ドローン活用でSDGs 達成へ!新教育事業に着手

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Date: 2023.03.24

法人名 菊武学園
大学名
名古屋産業大学 名古屋経営短期大学

名古屋産業大学はSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて積極的に取り組んでいくことを「名古屋産業大学SDGs 宣言」として宣言しています。本学は2000(平成12)年4月、全国唯一の環境情報ビジネス学部を擁する大学として開学。2004(平成16)年度には大学院環境マネジメント研究科の修士課程(現在の博士前期課程)を、2007(平成19)年度には博士後期課程を開設し、環境分野の高度な教育研究体制を整えました。
建学の精神である「職業教育をとおして社会で活躍できる人材を育成」するため、学部においては、社会課題に対応した実践教育の充実を図るとともに、2017(平成29)年度には学部名称を現代ビジネス学部に改称しました。2021(令和3)年度には全国初の専門職学科として、経営専門職学科を開設。これにより本学全体として、現代ビジネスに求められる人材ニーズや、現代社会が直面する諸課題に対応した教育研究を展開しています。
SDGsは、持続可能な社会の実現に向けて、環境、経済、社会の諸課題の解決を目指すものであり、本学が担う教育研究にとって極めて重要な目標です。このため目標4(すべての人々へ包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を提供する)を中心に、SDGsの達成を志向した教育の展開に取り組んでいます。 本学では環境教育研究の一環として、2017年度からドローンを活用したCO2濃度調査を実施しています。2020(令和2)年8月には、ダイヨシ・コーポレーション(株)とドローンの有効活用に関する連携協定を、2020年11月には尾張旭市、(一社)災害対策建設協会JAPAN47と、災害時のドローンによる情報収集に関する協定を締結しました。
また、尾張旭市から、平子の森の利活用の可能性を模索するための「平子の森トライアル事業」共同事業者の認定を受けています。平子の森は尾張旭市が名古屋市から取得した約15万㎡の緑豊かな丘陵地、名古屋市の旧緑丘小中学校、旧保育短期大学跡地です。事業ではドローンを活用し、次の4つの教育に取り組んでいます。
① 環境教育……環境教育の基盤としてCO2濃度測定局を開設するとともに、ドローンを活用したCO2濃度調査、植生調査を実施するなど、本学学生、地域住民を対象とした環境教育の場づくりを行います。
② 災害調査……災害時のドローンによる情報収集など、災害調査のトレーニングを行います。
③ 建物診断……実証フィールドの建物群を活用して、地域企業、地域住民を対象としたドローンによる建物診断体験イベントを開催します。
④ 地域貢献……上記事業への住民参加など地域連携を促進するため、ドローン操作体験イベントなどを開催します。

平子の森上空からのドローンによる空撮。

平子の森上空からのドローンによる空撮。

平子の森上空からのドローンによる空撮。。
平子の森上空からのドローンによる空撮。
ドローンによる災害時の情報収集に関する協定の締結式。
ドローンによる災害時の情報収集に関する協定の締結式。
ドローン活用講座の様子
ドローン活用講座の様子
ドローン活用講座の様子(建物診断体験:通常画像と赤外線画像)

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