広報活動

甲南女子学園:女子学生目線でマイボトルの活用を呼びかける

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Date: 2021.08.03

法人名 甲南女子学園
大学名 甲南女子大学

本学では、SDGsでも課題となっているプラスチックごみ削減のためにマイボトル利用を促進する取り組みを行っています。これは、神戸市と象印マホービン株式会社と提携し、「日本で一番マイボトルの似合う街、神戸」を目指そうというものです。
背景には環境問題があります。現在、海に流出しているプラスチックごみの量は、世界全体で少なくとも年間800万トンあり、このまま対策をとらなければ、2050年には魚の重量を上回ると予想されています。中でも日本で深刻なのが使い捨て容器包装。1人あたりの廃棄量はアメリカに次いで世界2位です。いま私たちの生活習慣の見直しが求められています。
この活動は、SDGsの「目標12:つくる責任 つかう責任」「目標13:気候変動に具体的な対策を」「目標14:海の豊かさを守ろう」「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」に寄与します。
具体的な取り組みとしては、一般社団法人Social Innovation Japanが提供している無料給水スポット案内アプリ「mymizu(マイミズ)」を使った「mymizuチャレンジ」を行いました。これは、マイボトル等を使用した給水行動によって、削減できたペットボトルの本数やCO 2 排出量をmymizuアプリで確認し、プラスチックごみ削減目標の達成に向けて取り組むチャレンジです。産学官連携による「mymizuチャレンジ」は国内初の試みになります。本学部95名、全10チームのゼミ対抗で削減量を競い合い、ペットボトル削減を目指しました。さらに実施後、参加者にアンケートを行い、チャレンジ前後の意識変化を調査しました。「環境に対する意識をより深めることができた」「マイボトルを持ち歩く良いきっかけになった」「今後も使い続けたい」という意見が多く、将来的には市民参加型のチャレンジへと広めていく予定です。
次に、特設サイト 「神戸、イマどき、マイボトル。」 にて、甲南女子大学の学生たちが考えるマイボトル生活のアイデアをご紹介しています。例えば「ごほうびマイボトル」という視点。1本150円のペットボトルを週に5本(240本/年)削減した場合、年間約36,000円程を節約できます。節約できたお金は、アクセサリーや洋服、国内旅行の資金にまわせるのです。サイトには日常にマイボトルを取り入れたくなる女子大生らしい視点と提案が記されています。マイボトルを持つことが当たり前となる未来を創造できるよう、引き続き尽力してまいります。

甲南女子大生が等身大のアイデアを紹介
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神戸おすすめ街あるきスポットの紹介
マイボトルを持ってお出かけしたい観光スポットの紹介
甲南女子大学「mymizuチャレンジ」
甲南女子大学「mymizuチャレンジ」 甲南女子大学「mymizuチャレンジ」 甲南女子大学「mymizuチャレンジ」
特設サイトでマイボトルを毎日の生活に取り入れるにあたっての知識やアイデアを様々な観点から紹介

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