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市邨学園:インターンシップで伝統食の新商品を開発

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Date: 2020.04.03

法人名 市邨学園
大学名 名古屋経済大学

名古屋経済大学では「インターンシップ」を2年次の必修科目としています。その背景には、「社会で働く」という体験を通して自信をつけるとともに、業界や仕事について知ることで、将来の選択肢を広げてもらおうという狙いがあります。
授業としてのインターンシップは5日間(30時間)以上。受け入れ先は役所や商工会議所、金融機関、製造業者、サービス業者、運輸・流通業者など、多岐にわたります。それぞれの機関・企業での学生の体験もさまざまで、たとえば、2019年度の扶桑守口食品でのインターンシップでは、地域の伝統食材である「守口漬」などを使った新商品の企画・開発に取り組みました。
授業で開発されたのは、ホットドッグに守口漬をトッピングした「もりぐちドック」や、あんことともにパンに挟んだ「守口あんサンド」など全部で9種類。昨年10月から今年3月に店頭で販売されました。
受け入れ先である扶桑守口食品の総務部長からは、「限られた時間でどこまでできるのかと思いましたが、家族や友人、バイト仲間の力を借り、家で試作を繰り返し一生懸命取り組んでくれました。商品の特徴を活かした一人ひとりの発想は、とても豊かで驚くものばかり。弊社にとって非常によい刺激となりました」とのコメントをいただきました。
また、新商品を店頭でお取り扱いいただいた清処壽俵屋犬山庵店・香味茶寮壽俵屋犬山井上邸店の統括店長からは、次のようなお話をいただきました。
「『漬物=白いごはん』という固定観念を見事に覆してくれました。学生とのつながりにより、漬物がさまざまな形に変化し、幅広い世代に喜んで受け入れてもらえることを改めて知ることができました」本学では、希望する学生は3年次にもインターンシップを受講できます。今後も学生のため、また、地域のためになる授業を展開していきます。

名古屋経済大学・インターンの様子
名古屋経済大学・インターンの様子
扶桑守口食品で行われた現場研修の様子。2・3年生が参加し、守口漬を使った新商品を開発しました。
商品試食会の様子
その1守口ドッグ
商品試食会の様子開発その1_もりぐちドッグ
開発その2_守ツナホットサンド
開発その3_おバもホサンド
開発その2_守ツナホットサンド開発その3_おバもホサンド
開発その4_守マヨdon
開発その5_守口しらすdon
開発その4_守マヨdon開発その5_守口しらすdon

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