広報活動

渡辺学園:子どもたちの豊かな未来と現在を育む

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Date: 2019.11.28

法人名 渡辺学園
大学名 東京家政大学

本学では、狭山市教育委員会と入間市教育委員会と実行委員会を組織し、「子ども大学さやま・いるま」を開催しています。
地域の大学や市町村、企業・NPO、埼玉県が連携して子ども(小学校4~6年生)の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供、地域で子どもを育てる仕組みを創るものです。子ども大学は2002(平成14)年にドイツのチュービンゲン大学で始まり、2009(平成21)年の3月には日本で初めて「子ども大学かわごえ」が誕生。本学での開催は2011(平成23)年に始まり、今年で9期目を迎えます。その功績から、埼玉県教育委員会主催「平成30年度子ども大学モデル事業発表交流会」において「子ども大学さやま・いるま実行委員会」に2018(平成30)年度感謝状が贈呈されました。
講義は大きく、ものごとの原理やしくみを追求する「はてな学」、地域を知り郷土を愛する心を育てる「ふるさと学」、自分を見つめ人生や将来について考える「生き方学」の3つに分けられ、本学の狭山・板橋両校舎の教授陣や地域の専門家から直接指導を受けることができます。
2018年度は7月~11月にかけて計4回の講義が本学の狭山校舎にて行われました。狭山市立博物館と本学学芸員を交えて行われた博物館の楽しみ方や、子ども向けプログラム言語のスクラッチを使ったデジタル絵本の作り方など、子どもたちの興味や好奇心を刺激する講義が繰り広げられました。子どもたちはもちろん、保護者の方々からも「これからも続けていってほしい」と嬉しいお言葉を多数いただき、子ども大学は親子揃って好評な企画となっています。
今期も7月~11月にわたって計5回の講義を予定していますが、定員を大きく超える応募をいただき、年々その期待値は高まっています。これからの未来を担っていく子どもたちにとって、本学での講義体験が豊かな学びの機会となるよう、地域一体となって積極的に努めていきたいと考えています。

学芸員を交えて行われた博物館の楽しみ方講義
博物館の見方を学芸員から直接教わることで、今までとは違った視点を持つきっかけになります。

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