広報活動

新潟工科大学:「ものづくり」の担い手を企業とともに育成

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Date: 2019.11.28

法人名 新潟工科大学
大学名 新潟工科大学

新潟工科大学は、「優秀な技術者を育成する場を自らの手でつくりたい」という思いを持つ企業約500社の支援等により1995(平成7)年4月に開学した、企業がつくったものづくり大学です。開学の推進力となった企業は、現在でも「新潟工科大学産学交流会」として、学生の就業力を磨くための実践的な学びを提供するなど、支援をいただいています。
本学は、2015(平成27)年度に学科改組を実施し「工学科」1学科制のもと、3学系8コースからなる分野横断型プログラムを導入しています。この教育課程では、自分の興味や適性に応じて、履修プログラムを学生自身が学年進行とともに選択。専門性を高めていくなかで、特定の専門分野を深く学ぶことも、複数の分野にわたり広く学ぶことも可能となります。さらにこの教育課程と合わせて、本学の強みである企業との連携を活かし、より実践的な学びを提供しています。
このたび、株式会社良寛が製造・販売する「良寛コーヒー(200ml)」パッケージデザインのリニューアルを、良寛、柏崎信用金庫、新潟工科大学が連携して実施しました。1年生の授業科目「デジタルコンテンツ」の課題の1つと位置づけ、学生全員に配布しているiPadを活用し若者目線の豊かな発想によるアイディアを創出しました。1次審査で131点の作品のなかから12点に絞り、東京表参道・新潟館ネスパスで公開審査会を行い、一般来場者等の投票によりグランプリを決定しました。新パッケージは、6月8日に開催された大学祭「工科大祭」で発表され、柏崎市の伝統行事「えんま市」で先行販売を行い、現在では新潟県内外のスーパー等で広く販売しています。
本学は、最先端のテクノロジーから暮らしに身近な技術の開発まで、幅広い学びと研究が特色です。社会に近いためリアルな体験ができ、実践的だからこそ、身につけた技術が将来に直結します。今後も常に“学生目線”で、より社会と直結した教育を行ってまいります。

iPadを活用して学生がアイディアを創出
全員に配布しているiPadを活用して学生がアイディアを創出
公開審査会での様子
東京表参道・新潟館ネスパスで開催された公開審査会の様子
公開審査会での様子
良寛の諸橋社長(左)とグランプリ受賞学生
新パッケージ
柏崎市の伝統行事「えんま市」での先行販売
写真右上は、良寛の諸橋社長(左)とグランプリ受賞学生。採用されたデザインは実際にスーパー等で販売しています。

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