広報活動

神戸学院:企業と連携し新たな学習の場を提供する

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Date: 2019.11.28

法人名 神戸学院
大学名 神戸学院大学

神戸学院大学では“未来をつくる子どもたちの創造性を高めたい”という想いから、大丸神戸店と協働で、2017(平成29)年より「もとまちこども大学」を開校しています。
この事業は、同店との「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」に基づいて実施しており、今年度も「ココロもからだも元気になる食育レッスン」「もとまち こどもマルシェ」など、複数のプログラムを開催。
2019(令和元)年8月18日には薬学部の科学クラブが「もとまちこども大学 神戸学院サイエンスLab.」と題する夏休み特別企画を大丸神戸店1階のメインステージ前で行いました。この企画は「科学の楽しさを知ってもらいたい」という想いから薬学部生が考案。当日10人の学生が参加し、「聴診器をつくって心臓の音を聞いてみよう」をはじめとする3つの科学実験プログラムを実施しました。身近に存在するペットボトルとプラスチック板を使った聴診器作りは、大変好評で「身近な素材で聴診器が作れることに驚きました」「聴診器の原理を初めて知りました」など嬉しい感想をたくさんいただきました。また、リーダーを務めた学生は「子どもたちの笑顔を見て、嬉しく感じました。2カ月半にわたって計画してきたイベントが成功したという経験は私の中で大切なものになりました」と語りました。
当日は10時の開店と同時に整理券待ちの列ができ、約500人の方が来場。「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」など、家族で科学の楽しさに触れていただくプログラムとなっています。
社会環境の変化は、教育環境に大きな影響を与えています。この「こども大学」では、学生の実践的な学びの場であるとともに、参加する子どもたちが事業を通して、学ぶ面白さや、学びへの挑戦、探求する力を養うきっかけや気づきを得ることを目的としており、相互の強みを活かした取り組みを今後も推進していきたいと思います。

もとまちこども大学の様子
バスボムや光るスライムの作り方を説明する学生の様子。
もとまちこども大学の様子
もとまちこども大学の様子
聴診器の作り方を説明する学生たち。参加者と一緒になって熱心に取り組みます。

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