明治学院:ボランティア・サティフィケイト・プログラム
維持会員通信Date: 2019.08.05
本学では2016(平成28)年度より、「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」を発足し、2019(平成31)年3月に第1期生12名が修了しました。
このプログラムは、本学の教育理念である“Do for Others”を具現化し、ボランティア実践と大学での学びを深めるものです。学びを通じて、本学の「5つの教育目標」の1つにある「共生社会の担い手となる人間の育成」を目指しています。
カリキュラムの柱は、「所定のボランティア実践」「指定科目の単位修得」「実践と大学における学びを結びつけるインテグレーション講座の受講」の3つ。学生がプログラムに参加するきっかけはそれぞれですが、活動を通じて、自分に必要な力や足りない力を見つけながら、大学での学びへの目的意識を得ていきます。これにより大学での学びを「生きた学び」として、知識や経験を深めていくことができました。
修了式では松原康雄学長から、「それぞれが多くのボランティア活動に参加したと思いますが、自身だけの経験に留めておくのではなく、周りの環境づくりにぜひ役立ててほしい」との式辞がありました。本学は今後も多くの在学生がこのプログラムの修了を目指し、学びと実践を積み上げてほしいと願っています。
なお、本学のボランティアセンターは、阪神・淡路大震災(1995(平成7)年)での学生ボランティア活動をきっかけに、1998(平成10)年に横浜キャンパスで、1999(平成11)年に白金キャンパスで、それぞれ設立されました。2003(平成15)年にはボランティア活動が評価され、文部科学省の「特色ある教育支援プログラム」に選定。2007(平成19)年からは、ボランティア活動への奨学金や、学生ボランティア団体の育成資金として、「ボランティアファンド学生チャレンジ賞」がスタートしています。
本学では今後もボランティアセンターと協力しながら、学生の活動を支援し続けていきます。
3月22日の第1期修了式では、「プログラムでの活動が就職活動に役立った」と話す学生もいました。