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智香寺学園:南三陸と深谷の「今」を語り継ぐ学生の産業支援

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維持会員通信

Date: 2019.08.05

法人名 智香寺学園
大学名 埼玉工業大学

本学では工業系大学の強みである教育研究の視点から、学生の主体的な産業支援のかたちで、東日本大震災被災地の支援活動に取り組んでいます。今年5月には、宮城県南三陸町寺浜の神割崎キャンプ場で開催された第6回復活潮騒祭りに、本学が所在する埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」の物販や、入浴剤製作実験の各ブースを出店しました。
支援活動に参加した学生は、煮ぼうとうの由来やつくり方などを来場客に説明しながら、多くのコミュニケーションを取り、交流していました。また、入浴剤製作実験ブースでは、地元の小学生が数多く訪れ、実験を通じて参加学生と友だちのように親しくなっていました。
この活動は、本学工学部生命環境化学科の松浦宏昭准教授や職員が継続的にサポートしています。
松浦准教授は、南三陸町の被害や産業復興状況を、学生自身が見て・感じて・考えて、その結果自らのキャリアプランを探るスタディツアーの設計も手がけました。2014(平成26)年8月には3泊4日のツアーを実施し、5大学36名の学生が参加。その後、ツアーに参加した本学学生とともに学内団体「出会いのM3ゼミ」を設立し、現地での産業支援活動に携わりながら、被災地の現況を学園祭で発表してきました。
同ゼミではこれまでに、南三陸町福興市の運営ボランティアをはじめ、現地の桜植樹祭での飲食・物販ブースなどの出店、民泊や里山里海の体験活動などを行ってきました。これらの活動継続により、現地でも本学のことが少しずつ知られるようになり、地元メディアから取材を受けるまでになりました。
未曽有の人的・物的被害を受けた南三陸町が復興するきっかけとなるよう、本学では学生の能動的な活動を支援しており、現地の方々が楽しく幸せになるような活動を、引き続き展開していきます。

学生が支援活動に参加
宮城県南三陸町の復興行事では、学生が支援活動に参加
入浴剤の製作実験のブースを出店
埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」の販売
埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」の販売
埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」の販売
地元・埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」の販売や入浴剤の製作実験のブースを出店しました。

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