東京経済大学は大学が所在する国分寺市と協定を結び、学生ボランティアが国分寺市内の街案内をする「ぶんじコンシェルジュ」の活動をスタートさせました。
JR中央線の国分寺駅構内にある国分寺市案内所を活動の拠点として、国分寺の魅力を、市民や国分寺を訪れる皆さんに発信していきます。活動初日の2018(平成30)年12月8日(土)と翌9日(日)は、10時から16時まで「ぶんじコンシェルジュ」が案内所に駐在しオープニングイベントを実施しました。当日は、国分寺に関連するクイズに答えるともらえるバッジや、お子さま向けの風船などを用意し、連日200名を超える来場があり大盛況となりました。
ぶんじコンシェルジュの運営は、物々交換をして得た物品を換金し、地域貢献のために募金活動を行う本学の学生組織「こくスマ実行委員会」が担っています。学生たちは「ぶんじコンシェルジュ」として活動するため、事前に国分寺市観光協会のレクチャーを受け、認定された学生のみがコンシェルジュバッジを付けて対応にあたります。現在、ぶんじコンシェルジュ星1つに認定されている学生は18名。今後、国分寺検定等の試験を受け知識が増えると星の数が増え、最高位は星3つです。
活動は、毎週月・火・水曜(祝日を除く)の週3日、17時から19時までの予定です。コンシェルジュのなかには留学経験のある学生もおり、英語での対応も可能。2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたインバウンド体制も整えています。2019年度以降は、活動の幅を更に広げ多言語対応の国分寺MAPの作成や、コンシェルジュ活動時間の充実を図ります。ぶんじコンシェルジュの代表を務める岸凜汰郎さん(コミュニケーション学部3年)は「地元の人や国分寺を訪れる人たちとの情報が行き交い、地域がつながっていく場となることを期待しています」と、抱負を語っています。
|