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(北海学園)半世紀にわたる地域とのふれあい「地方公演」

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Date: 2014.7.25

法人名 北海学園
大学名 北海学園大学北海商科大学

北海学園大学の地方公演は、1963年に吹奏楽団を中心とする音楽系サークルが、キャラバン隊を編成し、地方の「生の文化」に接することの少ない児童や生徒を対象として演奏会を行ったのが始まりです。この地方公演は、毎年6月に実施され、文化協議会本部が中心となり、演劇研究会・音楽系サークルからなる50人程度の一団で、一週間程の日程で北海道内の各地を巡回公演します。教育委員会や会場となる小・中学校の後援・協力を得ながら行い、今年度で52回目を迎えました。
発足当初は、小学生との野外交流などを積極的に行いましたが、「生の劇や音楽に触れる機会が少ない地方の子どもたちに見てもらいたい」という思いから、演劇や音楽演奏を主体とした現在の公演形式になりました。小学校での公演は体育館で行うほか、地域の協力を得て、文化会館やホールなどで、地域の住民向けの一般公演も行います。
昨今の地方公演で最も大変なことのひとつに、新学習指導要領で「時間に余裕がない」というなか、小学校等への公演依頼があります。この依頼を含め、公演の下見、演目の決定、機材の調達、宿泊場所や移動手段の手配などは、全て学生が行うことになっています。学生にとっては小学校との交渉や調整は、コミュニケーション能力を磨く絶好の機会となっているのです。参加した学生からは、「地方公演の企画立案から公演まですべて自分たちの手で作り上げることに充実感を感じる」「公演後に子どもたちや先生から『ありがとう』と言われることが最もうれしい」という声が多々寄せられています。
今後は、この活動が少しでも地域の文化交流につながることを期待します。同時にこの公演を通して、学生の資質を向上させることを目的としています。最後に、この地方公演が半世紀を経て、なお続いているということは、関係各位の理解とご協力の賜であると感謝申し上げます。

演劇研究会による児童向け公演

演劇研究会による児童向け公演
演劇研究会による児童向け公演
演劇研究会による児童向け公演

道南・黒松内町での公演後の1コマ

道南・黒松内町での公演後の1コマ

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